2011年 03月 17日
@東京:街灯が消えた春日通りの美しさ |
23時。brunoにまたがって春日通りを走る。
いつもは街灯に煌々と照らされている路面が暗い。
見上げれば街灯の影だけがぼんやりと夜空に浮かんでいる。
先を見ると、信号機の明かりだけが点々と青く光っている。
その暗さと明るさのコントラスト。
何て暗く、何て明るいんだろう。
光に対する郷愁が沸き起こる。
暗闇に対する恐怖に思いを馳せる。
結局、我々は明るく照らされ過ぎていたのだ。
その明るさは、恐怖と不信感の反映ではなかったか?
そんな当たり前のことにようやく気付く。
我々は暗闇という恐怖を消し去り続けることで、
結局、大切な人とのつながりや、優しさや、思いやり、
そんな命のともし火のような、ほのかな明かりをも
消し去ってしまっていたのではないだろうか?
ペダルを漕ぎながら、冷たい夜の空気を思い切り吸い込む。
北から吹くその風は、
自然と化学の猛威にさらされた、かの地から吹くのであろう。
哀しみと愛しさが胸の中に渦巻いた。
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いつもは街灯に煌々と照らされている路面が暗い。
見上げれば街灯の影だけがぼんやりと夜空に浮かんでいる。
先を見ると、信号機の明かりだけが点々と青く光っている。
その暗さと明るさのコントラスト。
何て暗く、何て明るいんだろう。
光に対する郷愁が沸き起こる。
暗闇に対する恐怖に思いを馳せる。
結局、我々は明るく照らされ過ぎていたのだ。
その明るさは、恐怖と不信感の反映ではなかったか?
そんな当たり前のことにようやく気付く。
我々は暗闇という恐怖を消し去り続けることで、
結局、大切な人とのつながりや、優しさや、思いやり、
そんな命のともし火のような、ほのかな明かりをも
消し去ってしまっていたのではないだろうか?
ペダルを漕ぎながら、冷たい夜の空気を思い切り吸い込む。
北から吹くその風は、
自然と化学の猛威にさらされた、かの地から吹くのであろう。
哀しみと愛しさが胸の中に渦巻いた。
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by tiptopstudio
| 2011-03-17 00:00
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