2011年 03月 26日
【必聴】小出先生の現状分析(3/25放送) |
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今日も、被災された地域の1日も早い復興と、福島原発の1日も早い沈静化を祈って。
★原発関連お役立ちマップ >>
★ガイガーカウンター設置全国マップ >>
わたしたちにできることまとめ(greenz.jp) >>
携帯版被災地情報(negau.org) >>
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震災から2週間。
現場の冷却作業と風向きに首都圏は"やや"救われていますが、
あの小出先生"が"途方にくれています。。。鬱。
果たして我々は、どのように行動すべきなのでしょうか?
ともかく、腹の奥底で『大丈夫じゃね??』と楽観視しつつ(大事)、
最悪の準備に備える両極の動きが大事なんだろうな、と。
そして福島原発にエールを送り続ける!と。諦めがヤバイすね。
【Ust】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える(3/25放送:前半63分)>>
【Ust】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える(3/25放送:後半179分)>>
※小出先生(京都大学)、矢ヶ崎先生(琉球大学)、松井先生(元岐阜大学)インタビュー
小出先生のインタビューは前半約20分、後半36分程度で、
要点は下記になりまする。頑張れ福島原発!!
▼現状分析
●17日に比べると事態は【悪化】の一途。
⇒ チェルノブイリと同様の【レベル7】の事態である。
⇒ 隔離地域が広がっている(40km圏内は退避せねば)。
●使用済み燃料プールは割れて海を汚染しているであろう。
●全機格納容器の損傷の可能性がある(特に主蒸気隔離弁が損傷)。
⇒ 通常の1万倍の値から想定(この値自体は致命的な値ではない)。
⇒ 1号機は冷えていない(2t/h入れていたが最低5t/h必要だった)。
⇒ 冷却機能はパイプを含めあちこちで損傷しているはず。
●しかし炉心が破壊され、ウラン燃料ペレットが溶け出している。
⇒ 今後、被曝量が増える可能性大(建屋地下の水たまりの状況から)。
●3号機のプルトニウムの拡散は現状プラスアルファの要素でしかない。
不揮発性ゆえそれが原因で事態が最悪になる、という考え方はしていない。
●「SPEEDDI」というシミュレーションソフトの解析結果の公表は押さえられた。
▼最悪の事態
●小出先生が恐れているのはメルトダウン×水蒸気爆発。可能性十分。
⇒ その場合は【風下700km】=大阪~北海道までが管理区域になる。
⇒ プルトニウムの半減期は2万年以上。周辺は人間は住めない。
▼今後の展開
●1ヶ月(4/11)で収束すれば御の字。
⇒ それから石棺ができるかな? それまでは放射性物質ダダ漏れ。
●これから【非常に長い期間】、放射能と格闘しなければならない。
⇒ ロボットは全く機能しないので全て手作業。
⇒ 冷却システムが完成するのは1年先か???
●いずれにせよ、使用済み核燃料はどこかに運び出さなければならない。
⇒ おそらく六ヶ所再処理工場ですな。。。
★矢ヶ崎先生
●雨は降り始めはなるべく避けよう。
●水たまりが蒸発したら放射性物質は再びチリとなって舞い始める。
●これから土壌汚染が始まる。
今日も、被災された地域の1日も早い復興と、福島原発の1日も早い沈静化を祈って。
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震災から2週間。
現場の冷却作業と風向きに首都圏は"やや"救われていますが、
あの小出先生"が"途方にくれています。。。鬱。
果たして我々は、どのように行動すべきなのでしょうか?
ともかく、腹の奥底で『大丈夫じゃね??』と楽観視しつつ(大事)、
最悪の準備に備える両極の動きが大事なんだろうな、と。
そして福島原発にエールを送り続ける!と。諦めがヤバイすね。
【Ust】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える(3/25放送:前半63分)>>
【Ust】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える(3/25放送:後半179分)>>
※小出先生(京都大学)、矢ヶ崎先生(琉球大学)、松井先生(元岐阜大学)インタビュー
小出先生のインタビューは前半約20分、後半36分程度で、
要点は下記になりまする。頑張れ福島原発!!
▼現状分析
●17日に比べると事態は【悪化】の一途。
⇒ チェルノブイリと同様の【レベル7】の事態である。
⇒ 隔離地域が広がっている(40km圏内は退避せねば)。
●使用済み燃料プールは割れて海を汚染しているであろう。
●全機格納容器の損傷の可能性がある(特に主蒸気隔離弁が損傷)。
⇒ 通常の1万倍の値から想定(この値自体は致命的な値ではない)。
⇒ 1号機は冷えていない(2t/h入れていたが最低5t/h必要だった)。
⇒ 冷却機能はパイプを含めあちこちで損傷しているはず。
●しかし炉心が破壊され、ウラン燃料ペレットが溶け出している。
⇒ 今後、被曝量が増える可能性大(建屋地下の水たまりの状況から)。
●3号機のプルトニウムの拡散は現状プラスアルファの要素でしかない。
不揮発性ゆえそれが原因で事態が最悪になる、という考え方はしていない。
●「SPEEDDI」というシミュレーションソフトの解析結果の公表は押さえられた。
▼最悪の事態
●小出先生が恐れているのはメルトダウン×水蒸気爆発。可能性十分。
⇒ その場合は【風下700km】=大阪~北海道までが管理区域になる。
⇒ プルトニウムの半減期は2万年以上。周辺は人間は住めない。
▼今後の展開
●1ヶ月(4/11)で収束すれば御の字。
⇒ それから石棺ができるかな? それまでは放射性物質ダダ漏れ。
●これから【非常に長い期間】、放射能と格闘しなければならない。
⇒ ロボットは全く機能しないので全て手作業。
⇒ 冷却システムが完成するのは1年先か???
●いずれにせよ、使用済み核燃料はどこかに運び出さなければならない。
⇒ おそらく六ヶ所再処理工場ですな。。。
★矢ヶ崎先生
●雨は降り始めはなるべく避けよう。
●水たまりが蒸発したら放射性物質は再びチリとなって舞い始める。
●これから土壌汚染が始まる。
by tiptopstudio
| 2011-03-26 14:31
| Against